iOS 16.4ではApple Musicのインターフェースが調整される

Appleは木曜日、iOS 16.4 beta 1とiPadOS 16.4 beta 1を含む複数の新しいベータ版を開発者向けにリリースしました。既にご覧いただいたように、iPhoneとiPad向けの最新ベータ版ソフトウェアにはいくつかの興味深い変更点が含まれています。その中には、Apple Musicのインターフェースが若干調整されたことが含まれますが、Apple Classicalが近々リリースされる兆候はまだ見られません。

iOS 16.4のApple Musicの新機能

iOS 16.4をインストールしたユーザーの中には、さりげなくも興味深い変更点に気付くかもしれません。ミュージックアプリの「ライブラリ」タブにユーザーのプロフィール写真が追加されたことです。以前は、プロフィール写真は「今すぐ聴く」タブと「ブラウズ」タブにのみ表示されていました。そこをタップすると、Apple Musicのプロフィールやその他の関連設定にアクセスできます。

しかし、それだけではありません。Appleはミュージックアプリ内の一部の操作に対するフィードバックのインターフェースも変更しました。例えば、「次の再生」キューに曲を追加すると、ミュージックアプリの画面下部に小さなカードが表示され、操作の確認が表示されるようになりました。以前は画面中央に大きなカードが表示されていました。

さらに、プレイリストメニューではアートワークカバーが小さく表示されるようになり、一度に多くのプレイリストを画面に表示できるようになりました。アプリ内のボタンも一部変更されています。ただし、Apple Podcastsとは異なり、Apple Musicには今のところ新機能はありません。

Apple Classicalの兆候なし

Appleがクラシック音楽ストリーミングサービスPrimephonicを買収してから約2年が経ちました。当時、同社はiOSユーザー向けに「新しいクラシック音楽体験」を開発しており、2022年に導入予定と発表していました。その後、流出したコードに基づき、Appleがクラシック音楽専用の新アプリ「Apple Classical」を開発していることが明らかになりました。

iOS 16にはApple Classicalに関する内部的な言及がいくつか含まれていますが、アプリが近いうちにリリースされることを強く示唆する兆候はまだありません。現時点では、AppleがApple Classicalのリリースを延期した理由は不明です。

iOS 16.4には、ウェブアプリのプッシュ通知の有効化、数十種類の新しい絵文字、新しいショートカットアクションも含まれています。iOS 16.4 beta 1は、現時点では登録開発者のみが利用可能です。本日リリースされたiOS 16.4 beta 1またはiPadOS 16.4 beta 1で何か変更点に気づきましたか？下のコメント欄またはTwitter @9to5Macでお知らせください。

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